「日本に来て学んだこと」~オイスカ高校で学ぶ留学生~

2月4日(日)に、今年も浜北国際交流協会による

日本語スピーチコンテスト」が行われ、オイスカ高校からは、

カンタポンくんとナジラさんの2名が参加しました。

見事カンタポンくんが最優秀賞を、ナジラさんが努力賞を

受賞しました。

今日は、最優秀賞を受賞したカンタポンくんのスピーチ内容

を紹介させていただきます。

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「日本に来て学んだこと」

 皆さん、こんにちは。僕は2年前にタイから来たカンタポンと申します。

オイスカ高校の2年生です。もう2年近くたちますが日本の生活に完全に

慣れたとは言えません。タイでの僕の住んでいたところはバンコクです。

皆さん知っていますか。

 ほとんどの人は朝4時5時から家を出て、学校や会社へ通っています。

どうしてそんなに早く行かなければならないのか。それはバンコクは車が

多く、渋滞がひどいからです。僕の通っていた学校は30キロメートルぐら

い離れていて、いつもお母さんに自動車で送ってもらいます。でも1時間

以上かかってしまい、帰りも学校が終わったらすぐに車に乗らなければい

けないので友達と話したり、遊んだりする時間が無かったです。家族以外

の人とコミュニケーションすることは本当に少なかったです。ずっと家にい

たので掃除や洗濯もやらず、のんびり過ごしていました。

 そして今は浜松のオイスカ高校の寮に住んでいます。学校までの距離

は100mになりました。歩いて1分です。日本に来て世界が変わったように

感じました。掃除や洗濯も寮では自分でやらなければなりません。寮のル

ールも厳しく、時間も守らなければなりません、でもいつも友達がすぐそば

にいます。タイと違って友達と家族のように過ごしています。だから毎日友

達とコミュニケーションします。そこで大事なことを学びました。それは相手

のことを考えて、相手の立場になって考えることです。今まではそんなこと

を意識したことがありません。ずっと好きなことをしてきた僕は他人のことを

思いやるということを考えたことが無かったです。寮は集団生活ですから一

人一人が勝手なことをしたら他人に迷惑です。だから寮のルールが厳しい

のだと学びました。

 寮には留学生よりも日本人が多いので日本人はすごいと思いました。小

さいころから相手を思いやることを学んでいるからです。僕が困っていると

日本人の友達はだまって助けてくれます。1年生の時は先輩に助けてもらっ

てばかりでしたから、2年生になって後輩の面倒をみることができました。

 もうすぐ3年生です。大学受験です。寮のみんなも勉強にがんばっていま

す。僕は外国人なので日本人よりがんばって良い成績を取らなければなりま

せん。これからもいろいろなことを勉強して大学に入れるようにがんばります。

 ありがとうございました。

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