2月21日(日)に、オイスカ高校の野球部員たちが地域貢献として
中田島砂丘にて「ごみひろい選手権」を行いました。
これは、3名以内のグループを作り、制限時間60分の中で予め決められた
エリア内のゴミを拾い、その質と量を競い合うという『地球にもっとも
優しいスポーツ』です。
今回初めて、中田島砂丘ごみひろい選手権実行委員とオイスカ高校野球部
の主催で開催しました。今後は近隣の中高生の参加も呼びかけ、「中高生
ごみ拾い浜松一」を決める大会式クリーン運動も検討しています。
中日新聞にも掲載されましたので、紹介させていただきます。
□■□■■令和3年2月22日(月曜日) 中日新聞 朝刊掲載■■□■□
ごみ拾い 負けないぞ
浜松 オイスカ高校野球部 競争
ごみ拾い競争を地球に最も優しいスポーツにしよう―。浜松市西区の
オイスカ高校野球部が二十一日、中田島砂丘(南区)で「ごみひろい選
手権」を開いた。今後、浜名湖や海沿いの高校、中学にも参加を呼び掛
けて活動を広げる考えだ。
野球部一、二年生十五人が三人ずつのチームに分かれ、集めたごみの
重さを競う。防潮堤の幅二百㍍の範囲で、石やガラスを拾った。石は防
潮堤のコンクリートが崩れて発生し、はだしで歩く観光客のけがの原因
となる。野球部員は柔らかな足腰を使い、勾配で強い浜風に耐えながら
石を掘り起こした。その他、鉄くずやペットボトルもあった。
一時間の作業後、拾ったごみの種類ごとに重さを記録すると、計一㌧
のごみが集まった。主将の坂口風音さん(十七)は「ジムでは使わない
筋肉を鍛えられた。石を拾うことになるとは思わず、重かった」と話した。
オイスカ高校は沿岸の環境保全に力を入れている。中田島砂丘でラン
ニングをしている野球部も初めて参加。活動を広げやすくするために競
技形式にした。永井監督は「スポーツだけやるのではなく、環境問題も
考えることで生きる力を身に付けてほしい」と思いを語った。
この日は、毎週海岸で清掃活動をしている市民団体「浜松の海を守る
会」や中田島砂丘観光協会、県、市も協力した。 (高島碧)
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