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中田島砂丘で絶滅危惧種生態調査を行いました!~新聞掲載~


浜松南高校の生物部のみなさんと、本校の有志メンバーが中心となり、中田島砂丘における生態系保全を目的とした絶滅危惧種調査を行いました。主に絶滅危惧種であるカワラハンミョウの成育調査、外来種植物の駆除を行いました。これは、本校でも推進しているSDGsの活動の取り組みにもつながっています。(11住み続けられるまちづくりを・13気候変動に具体的な対策を・14海の豊かさを守ろう・15陸の豊かさも守ろう・17パートナーシップで目標を達成しよう)静岡新聞と中日新聞でも紹介されました。
□■□■■8月2日(日曜日) 中日新聞 朝刊掲載■■□■□

浜松南、オイスカ高生
 浜松市の浜松南高校生物部とオイスカ高校の生徒有志合わせて約三十人が一日、浜松市南区の中田島砂丘で、絶滅危惧種の昆虫カワラハンミョウを観察した。外来植物の除去作業もし、砂丘にすむ貴重な生物を守るために汗を流した。
 県浜松土木事務所の福田達樹さんの指導のもと、砂丘にある調査エリアでカワラハンミョウを捕らえ、生息状況を確かめた。三十分ほどで百五十六匹を捕まえた。福田さんは例年の調査よりも多く捕らえられたとし「おそらく砂丘全体の数も増えており、専門家に詳しく調べてもらう。砂丘を守る多くの人の取り組みの結果だ」と話した。
 砂丘に茂る外来植物の除去作業もした。砂丘で草が広がるようになると、生息する貴重な在来植物や昆虫などの生態を脅かす恐れがあるという。生徒たちはオオフタバムグラやコマツヨイグサといった植物を手で取り除いた。
 浜松南高生物部の二年、上野恒晟部長(十六)は「昨年よりもカワラハンミョウの数が増えていて、活動を続けてきたかいがあった。今後も除草で砂丘の生態を保護していきたい」と笑顔を見せた。 
                  (坂本圭佑)
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□■□■■8月2日(日曜日) 中日新聞 朝刊掲載■■□■□

砂丘の生態系保全
浜松南高とオイスカ高 外来植物を除去 南区
 浜松南高(浜松南区)の生物部とオイスカ高(西区)の自然科学部の生徒らが1日、南区の中田島砂丘で生態系保全を目的に、合同自然保護活動を行った。
 草地化の原因になり、在来植物の成育や昆虫類の生態系を乱すとされる外来植物を約30人で除去した。在来種との違いを注意深く観察しながら、コマツヨイグサやオオフタバムグラなどを抜き取った。同砂丘に生息し、絶滅が危惧されている昆虫「カワラハンミョウ」の生態も調べ、個体数や生息域を確認した。
 浜松南高生物部の上野恒晟部長(16)は「保全活動を続け、貴重な昆虫などがすみやすいと思える環境を守っていきたい」と話した。
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