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堆砂垣の有効性を調査~磐田南高校地学部と協働研究~


7月に、磐田南高校の地学部のみなさんと一緒に、磐田の鮫島海岸へ行き堆砂垣を設置しました。これは、磐田南高校の地学部と課題研究の生徒さんが、鮫島海岸の砂浜の侵食調査を行っていて、飛砂の協働研究調査を行うためのものです。
昨年末に、この堆砂垣の設置後4回目の活動として、堆砂垣周辺にたまった砂の測量作業などをオイスカ高校の生徒たちも手伝い協力しました。その時の様子が静岡新聞で紹介されました。

12月31日(金曜日) 静岡新聞 朝刊掲載

堆砂垣有効性を調査
磐田南高生 測量 海岸浸食抑制へ


 海岸の浸食抑制に向けて磐田市見付の磐田南校が浜松市西区のオイスカ高と連携し、砂の飛散を防ぐ「堆砂垣(たいさがき)」設置の有効性を調べる研究を磐田市福田地区の福田海岸で行っている。設置後4回目の活動となった27日は、専用機器を使って堆砂垣周辺にたまった砂の測量作業などに臨んだ。
 地元海岸の浸食問題に注目する磐田南校側が浜松市の中田島砂丘で堆砂垣設置の実績があるオイスカ高に相談し、協働課題研究として取り組むことになった。今夏に竹製の堆砂垣(高さ90㌢、横180㌢)4基をそれぞれ向きを変えて設置していた。
 この日は、磐田南校の地学部と理数科の生徒計11人と、オイスカ高の生徒とOB計5名が参加した。測量して堆積状況を確認したほか砂の採取、海岸付近の断面図作成などに取り組んだ。今後季節ごとにデータを比較し、堆砂垣の設置場所や方向などを検討する。
 近くの鮫島海岸などでは2019年秋の大型台風で数百㍍にわたって浸食被害が出た。地学部2年の市川舜さん(17)は「今後も測量を続けて分析し、被害を受けた砂浜の回復につなげたい」と話した。