６月８日（火）　スポーツ報知の「しずおか報知」の中で
オイスカナインが紹介されました！

□■■６月８日（火曜日）　スポーツ報知 朝刊■■□

オイスカ最初で最後
転校生の坂口　１年出られず

　オイスカの坂口風音捕手（３年）が、最初で最後の夏に挑む。神奈川の中学卒業後、一度は強豪・東海大甲府（山梨）に入学したが腰を痛めて、１年途中で退学。悩んでいた時、転入を勧められて一昨年の秋に入学した。「最初は野球も辞めようと思った。中学時代のチームメートもいたので、もう一回、挑戦した」。進学していた旧友の海老大輝三塁手（３年）に声をかけてもらったのも、決断した理由の一つだった。
　転校生は１年間、公式戦に出場できないため、オイスカデビューは今春の西部大会。２回戦で東海大会を制した掛川西に敗れたが、久々の実践で心が躍った。痛めていた腰も順調に回復。中学時代は投手だったが、今は捕手に転向している。
　今春は東海大甲府がセンバツ出場した。１回戦で優勝した東海大相模（神奈川）に敗れたものの、かつての仲間が活躍した姿は刺激になった。「みんなうまくなっていた。僕も負けられない」と気合を入れる。
　オイスカの過去最高は一昨年の８強。「誰よりも結果を残したいという思いが強い。４強を狙えるチームを作りたい」。開幕までまだ約１カ月ある。１日でも長く現役高校生活を送るために、さらなるレベルアップを図る。
（塩沢 武士）
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