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うなぎの魚道を確保するための活動が始まりました! 新聞掲載-2


本校の自然科学部もウナギの魚道確保のためのお手伝いをすることになりました。
先週いよいよ花川にうなぎのための遡上補助マットを設置!本校の天文・自然科学部の生徒たちが、定期的にこの遡上補助マットを点検し、マットの状態やうなぎの観察などを行いながら、うなぎが川を上り繁殖をするためのお手伝いをします。
この時の様子が、中日新聞でも紹介されました。
□■■8月6日(土曜日) 中日新聞 朝刊 ■■□

マットでお助け ウナギの遡上
素材の一部はお米 エコに配慮

 ウナギの遡上を補助するため、浜名湖養魚漁業協同組合(浜松市西区)は浜名湖に流れ込む花川の堰堤に、米を原材料の一部としたマットを新たに設置した。同漁協が新潟、福岡の会社と共同開発した新製品。環境負荷をかけず、ウナギの生息域を広げる試みで成果が注目される。(高橋雅人)

浜名湖養魚漁協、花川堰堤に
 マットは縦八十㌢、横三十㌢、厚さ二・五㌢。小型のウナギはマットの編み目や突起を伝い、絶壁でもボルタリングのように登ることができるために、堰堤に固定すれば魚道となる仕組みだ。今回は成分の10%が米で、従来の人工芝に比べてCO2の削減が図れる。
 海中を漂うマイクロプラスチックによる汚染が問題となる中、新たな素材を探していた同漁協に、米由来の素材を扱う新潟県南魚沼市のプラスチック加工会社が協力。マットへの加工は福岡県大川市の家具メーカーが手掛け、構想から約一年で実用化した。
 一枚数千円で、ボルトで上下固定するだけの手軽さも特徴。試験では数カ月は十分に持つことが実証されている。
 今後は近くのオイスカ浜松国際高校の生徒たちが定期的に点検し、はがれたり劣化したりしていないかを確認するという。
 五日は西区和地町の現場で、同漁協が同校の教員らにマットの特徴を説明。同漁協アンバサダーを務める養鰻業者の古橋知樹さんは「安価で高校生でも手軽に取り付けられる上、環境にも優しい。全国的に広がっていてほしい」と話している。
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