グローバルナビゲーションへ

本文へ

フッターへ


OISCAブログ

  1. ホーム
  2.  >  OISCAブログ
  3.  >  舞阪の「いかり瀬」を守る活動~外来植物を除去して在来植物を守ろう~

舞阪の「いかり瀬」を守る活動~外来植物を除去して在来植物を守ろう~


10月2日(日)の午前中に、「いかり瀬」海浜植物と外来植物の抜き取り作業を行いました。
これは、本校と浜松学芸高校・県立湖西高校・オイスカ開発教育専門学校の4校から13名の生徒・学生が集まり、舞阪の鳥居のある「いかり瀬」の自然を守るための活動です。
今回は、いかり瀬に生息する「ランタナ」「シナダレスズメガヤ」「ヒメムカシヨモギ」の除去作業を行いました。加えて、落ちているゴミも拾いました。3グループに分かれて活動を行いました。本校の生徒たちは、「ランタナ」を除去する担当となりました。「ランタナ」は見た目にはとても可愛らしい花ですが、外来生物法で要注意外来生物に指定された.世界の侵略的外来種ワースト100に入っているそうです。このランタナは、繁殖力が強く、在来種,畑作物,牧草と競合するそうです。また、国立環境研究所の『侵入生物データベース』には、ランタナは「有毒植物。多種の虫、菌の寄主、ネズミの巣となる。子供が種子を食べると死ぬことがある」と書かれています。

生徒たちは、背丈ほどに伸びた「ランタナ」の除去作業を行い、外来植物の多さに驚いていました。
そして、「地元の人たちと楽しみながら外来種を除去することができました。これからもこの活動に参加し、少しずつ外来種を減らしていけたら良いと思いました」、「いかり瀬の自然なども堪能できて、とてもよい経験になりました」などの感想がありました。
活動を通して、自然環境の課題や作業技術について学ぶことができました。ありがとうございました。みなさんお疲れ様でした!