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花粉飛散実態調査のお手伝い


2023.1.30
東京農業大学の小塩教授の依頼で、本校の天文・自然科学部有志と、併設するオイスカ開発教育専門学校の学生による合同チームで「花粉飛散実態調査」を行うことになりました。先日、小塩教授が来校され、調査の目的や意義、機材の使い方について説明してくださいました。
小塩教授は、日本で増えているスギ花粉の飛散量を抑えられるよう「パルカットを用いたスギ花粉飛散防止技術について」研究されているそうです。2022年度から、人畜への危険性の極めて低い食品添加物である「パルカット」を静岡県の森林などで散布を始めているそうです。「パルカット」は、スギ雄花に対して効果を発し、花粉飛散を低減させる働きがあるのだそうです。
浜松市内のいくつかの場所で、毎日花粉を採取して観察することで、風向・風量とスギ花粉の飛散量がどうなっているのかを調べていくそうです。本校の生徒たちも、当番制でこの調査に参加することになりました。有志で参加した生徒たちは、熱心に器具の使い方を教えてもらっていました。

東京農業大学の小塩教授

ダーラム空中花粉補集器を使って、花粉を集め、花粉の飛散量を計測していきます。
今年は、昨年度よりも花粉の飛散量が多いとの予想がされていますので、花粉量の減少を期待したいですね。今後は、研究の力になりたいと名乗り出てくれた生徒や学生の皆さんで、交代で花粉の量の計測をしていきます。