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三ケ日青年の家でカヌー体験 マリンスポーツ部 


2023.6.22
6月4日(日)に浜名湖海洋少年団の活動に参加しました。カヌー体験の際には、マリンスポーツ部の部員たちが、子どもたちに安全に活動するための助言やサポートを行いました。この時の様子が、静岡新聞でも紹介されました。安全な活動に努めるために、本校の生徒たちは、マリンスポーツ初級指導者講習会に参加して、講義や座学を受講しています。海で活動する際の正しい知識を、一人でも多くの方に伝えていきたいと思っています。
□■■6月16日(金曜日) 静岡新聞 朝刊 ■■□

野外活動 安全への思い継承
浜名湖・ボート事故13年
ボーイスカウトや学生に研修

 浜名湖で2010年、県立三ケ日青年の家(浜松市北区)のボートが転覆し愛知県豊橋市の中学1年生西野花菜さん=当時(12)=が亡くなった事故は18日、発生から13年を迎える。浜名湖や県立の青少年教育施設では、子どもたちや学生など次世代に安全への思いを継承していく取り組みが活性化している。
 「ライフジャケットは浮くためのもの。泳がず浮いて待とう」。4日、昨年度発足した浜名湖海洋少年団が浜松市西区の浜名湖で活動を行った。団員や地元のボーイスカウトに所属する子ども約30人がカヌーの体験に取り組み、指導役のオイスカ浜松国際高(同区)マリンスポーツ部員が、ライフジャケットの正しい使用法などを助言した。
 同少年団は西野さんの父友章さん(64)が安全部長を務め、水辺の安全教育に力を入れる。部員は、熱中症対策でこまめに水分補給する大切さも参加者に伝えた。副リーダー団員のグエン・ファム・トルン・フィさん(16)=同校2年=は「自分の命と地域住民の命を守り、知識や技術を伝えられる存在になりたい」と安全への思いを語る。
 県立観音山少年自然の家(同市北区)では同日、小学生向けのキャンプでスタッフを務める学生の研修会が開かれ、常葉大や静岡大などの約40人が友章さんの講演に耳を傾けた。野外活動中に発生した複数の死亡事故を例に、気象情報への未対応や引率者の危機管理不足、恒例行事化による油断などの共通点を学んだ。
 同施設は昨年から研修で友章さんに講師を依頼している。井浪秀一所長は「子どもの命を預かる責務を自覚し、若手のリーダーとして危機意識を養ってほしい」と期待する。友章さんは「教育委員会や教員が教訓を忘れないことが重要だが、高い志を持つ若い世代に伝えることも同じくらい意義がある。機会がもっと増えると良い」と話す。
(細江支局・大石真聖)