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「国語表現」の生徒参加型授業~国際文化コース~


2023.11.14
 22HRは「国際文化コース」という国際色豊かなクラスです。そのクラスでの「国語表現」という授業の紹介をします。本校では「オイスカSDGs教育」を進めていますが、今回はSDGsにおける課題を、世界規模に広げ、その解決に向けて、調べ学習・教え合いをグループで行いました。今回は「ジグソー法」という「調べ学習のグループ」と「教え合いのグループ」のメンバーが変わる手法を使ってみました。調べた内容を「教え合いのグループ」の全員が理解する必要があります。また、この「教え合い」では、発表者は「プレゼンター」であり「ファシリテーター」になることも目標にしています。

 さて、このクラスの特色は、多国籍で様々な言語が飛び交い、多文化共生の意識が育つクラスであることです。なかには、日本語の理解が不十分な生徒も在籍をしています。今回の授業を通して、日本語での理解が深い生徒を中心に、調べ学習を進めていましたが、その活動の中で、互いに、共通語となる英語で会話したり、分かりやすい日本語で説明し合ったり、複数の言語を理解できる生徒に通訳してもらったり、といった様子が見られました。その分、日本語の理解が不十分な生徒はiPadを使用したパワーポイントやレジュメの作成を積極的に行い、グループ全員が活動に参加できていました。まさしく、生徒参加型授業が展開できたと考えます。

 なお、本校では、より多くの場面で、生徒参加型授業を展開し、学びの主体性が高まるよう、「ミニ参観会」等の取組で、互いの授業方法の見せあい、情報交換することで、授業改善に取り組んでいます。