グローバルナビゲーションへ

本文へ

フッターへ


OISCAブログ

  1. ホーム
  2.  >  OISCAブログ
  3.  >  【探求学習】「世界とつながる学びプロジェクト」第2弾!

【探求学習】「世界とつながる学びプロジェクト」第2弾!


2025.10.9(木)
7月に、特定非営利活動法人なかよし学園の代表 中村雄一さんに、探求学習として「世界とつながるプロジェクト」の特別講義をしていただきました。はじめての講義は、31HRに向けてオンラインで開催されました。その時の様子はこちらのブログをご覧ください。
※「世界とつながる学びプロジェクト」は、経済産業省「探究・校務改革支援補助金」採択事業として全国約50校で展開されています。

今回は第2弾として9月29日に本校にて「世界とつながる学び」の講義をしていただきました。1・2年生は、中村さんとの初めての交流となります。体育館にて、ディスカッションを交えながら平和について考える機会となりました。生徒たちは、1年生が自分たちで摘んで製茶された「お茶」をケニアの子供たちが飲んでいる様子をみて、世界をぐっと近くに感じることができたようです。世界の平和を考えることが自分ごととして考えられるきっかけとなったと思います。1年生の感想では「中村さんがどんなことをやっているのかを学んで、世界の人々のために何ができるかを改めて考え直すことができました。今日の講演のおかげで、自分のことも世界のことも見直すことができました。ありがとうございました」などのコメントが寄せられました。生徒たちにとって、中村さんとの出会いは大きな学びになったようです。


3年生のクラスでは、SDGsにちなんだカルタを作る取り組みを行いました。まず最初に中村さんから、「世界には、戦争が終わってゼロ日の国があります。その国は、かつて原爆を落とされた広島のように豊かに発展したいと願っています。その復興の一歩として、私たちは子供たちに笑顔になってもらえるような支援を行っています」とのお話があり、今年7月に内戦を終えて復興を目指すシリアに出向いた時の写真も見せてくださいました。他の学校の生徒さんたちが作ったカルタで、楽しそうに交流している様子も見せていただきました。その様子は笑顔にあふれ、とても楽しそうにカルタをしていました。
このシリアの子供たちに、本校の生徒たちが作ったカルタを届けて交流してくださるというお話がありました。自分たちの作ったカルタが、実際に使用される様子を見せてもらえるということ、またカルタを作ることがこうした国際活動に繋がっていくということがとても大きな学びと体験になると思います。生徒たちは、中村さんからカルタの作り方の説明を受け、AIなどの活用法なども学びながらカルタづくりに取り組みました。

生徒たちが作ったSDGsカルタです。日本語と英語で書かれています。頑張ってアラビア語を書き加えた生徒もいます。
今回の取り組みを終えた生徒たちからは、「広島が復興したように、シリアが平和になるために何かできることはないか考えさせられました。すぐに何か大きなことができなくても、今回のようにSDGsカルタを作ってみるという小さなことでも平和を訴えることはできるんだなと思いました」「紛争が終わって0年の国があると聞いて驚きました。改めて紛争の恐ろしさ、戦争の恐ろしさが分かった反面で、私たちがどれだけ幸せな環境にいるのかが分かりました。世界の現状を知り、自分たちでできることを行動に移していこうと思います!」などの感想が寄せられました。
NGOオイスカを母体とする本校にとって、国際活動に参加させていただくということはとても意義深いことで、生徒たちにとっても深い学びに繋がったと思います。貴重なプロジェクトに参加させていただき、ありがとうございました。今後の生徒たちの成長が楽しみです。


なかよし学園プロジェクトのニュースリリースにより、本校での活動を紹介していただきました。
その内容はこちらからご覧ください!また、中日新聞でもこの時の様子を取材していただきました。明日のブログで紹介させていただきます。