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【探究学習】「世界とつながる学びプロジェクト」~新聞掲載~


2025年10月10日(金)
9月29日(月)に、全学年を対象とした特別講義を行いました。
講師として、特定非営利活動法人なかよし学園の代表 中村雄一さんにお越しいただき、「世界とつながる学び」の講義をしていただきました。その時の様子はこちらのブログをご覧ください。

その様子が10月2日(木)の中日新聞に掲載されましたのでご紹介します。

中日新聞 10月2日(木)掲載

【世界の誰かの役に立つ】
オイスカ高 平和、SDGs考える

千葉のNPO・中村さん講師
 国際平和に貢献しようと、オイスカ浜松国際高校(浜松市中央区和地町)の3年生が9月29日、持続可能な開発目標(SDGs)にちなんだかるたを作った。外国語を使い、環境保護などを訴える短い文章を考えた。完成したかるたはカンボジアの子どもたちとの交流に活用する。
 10か国で教育支援するNPO法人「なかよし学園」(千葉県)の中村雄一代表(47)が講師となり、SDGsの17の目標にちなんだかるた作りに取り組んだ。中村さんは人工知能(AI)を参考にして英語やアラビア語でも書くよう指導。生徒たちは「一つのものを使い続けて」「海は大きなごみ箱ではない」といった言葉を書き入れた。
 中村さんは「学んだことは、世界の誰かを幸せにできる」と呼びかけた。NPOの取り組みで広島県の中学生が原爆の歴史を伝える絵本を英訳したと紹介。7月には内戦を終え復興を目指すシリアに絵本を持って行き、現地の大学生に読んでもらったという。「原爆投下から80年かけて平和をつくり上げた広島の姿は、世界の人たちの力になる」と語った。
 最後にギターでオリジナルソング「ラブアザーズ」を歌い上げた。鈴木さん(18)は「生活の中で、世界の誰かの役に立てるのだと知った」と振り返った。
 なかよし学園は、途上国のカンボジアやミャンマー、アフリカ4か国で教材の寄付や本の読み聞かせをする。同校は本年度、NPOと連携した探究の授業をしていて、3年生は2回目となる。
(高島碧)