【環境SDGsプロジェクト】地域の歴史から学ぶ。浜松市の戦争遺跡を巡りました!~新聞掲載~
2026年7月9日(木)
本校の「環境SDGsプロジェクト」の一環として行われている、平和学習の取り組みについてご紹介します。
この取り組みは、地域の歴史や戦争の実相を学び、平和の価値を深く理解することで、未来を担う一人として主体的に行動できる力を育むことを目的としています。
先日、このプロジェクトの有志生徒たちが、浜松市内の戦争遺跡を巡るフィールドワークを行いました。
ガイドをしてくださったのは、次世代の語り部人材育成メンターである、本校の政本先生です。
生徒たちは先生の案内のもと、地域の歴史に触れ、戦争の実相について真剣に学びました。
その様子について、新聞に掲載されたのでご紹介します。
本校の「環境SDGsプロジェクト」の一環として行われている、平和学習の取り組みについてご紹介します。
この取り組みは、地域の歴史や戦争の実相を学び、平和の価値を深く理解することで、未来を担う一人として主体的に行動できる力を育むことを目的としています。
先日、このプロジェクトの有志生徒たちが、浜松市内の戦争遺跡を巡るフィールドワークを行いました。
ガイドをしてくださったのは、次世代の語り部人材育成メンターである、本校の政本先生です。
生徒たちは先生の案内のもと、地域の歴史に触れ、戦争の実相について真剣に学びました。
その様子について、新聞に掲載されたのでご紹介します。
中日新聞 6月16日(火)掲載
【戦後81年】浜松市 9月から育成講習
戦争体験を伝える次世代の語り部の育成講習を、浜松市が9月から3年ぶりに実施する。戦後81年。太平洋戦争体験者の「生の証言」が年々失われていく中、初開催だった前回の修了生らが発足させた「かたりべの会浜松」の活動を後押しする。会員らは今回の講習で講師に回り、記憶や歴史の継承を改めて決意している。受講生の募集が15日、始まった。(曽根智貴)
語り部リレー 第2章
3年前の1期生「正しく知って」
「これは『トーチカ』と呼ばれ、敵の攻撃から身を守るためのコンクリート製の陣地になります。トーチカは浜松に3か所の残っています」。5月30日の土曜、浜松市中央区中郡町の万斛(まんごく)庄屋公園。一角にひっそりと残る軍の施設跡の前で、オイスカ浜松国際高校 (同区) 教員の政本ゆかりさん(61)が声を張った。生徒らが耳を傾けた。
政本さんは、前回の語り部講習を受けた一人で、かたりべの会浜松の会員でもある。同校が有志生徒による平和学習に力を入れ始め、職場でも経験を生かせるようになった。「戦争のない世界を目指すため、過去から学ぶことがたくさんある。起きたことを正しく知ってほしい」
政本さんに引率された生徒たちは、半日かけて市内7か所の戦争遺跡を巡り、浜松が度重なる空襲や艦砲射撃を受けた理由に思いを巡らせた。2年の石橋さん(16)は「最近まで浜松で空襲があったこと自体を知らなかった。伝えていかないと」。9月からの講習に応募することも考えているという。
2023年度にあった前回講習は、戦争体験者や遺族会員らの高齢化で継承が難しくなっていることを背景に、初めて開かれた。翌年にかたりべの会浜松が発足し、活動を支援しようと再開が決まった。
市遺族会の大石功会長(81)は「赤紙や疎開、当時の食糧事情・・・。空襲以外にも語り継いでほしいことはいろいろある。背景まで調べて詰め、テーマを持って発信できる人を求めている」と話す。前回の講習では受講生に対し「『次は講師をしてね』と言ってきた」と明かした。それが実現する形になり、証言の「バトン」がつながることを期待する。
講習は9月から半年間で9回。浜松大空襲に関する座学のほか、戦争体験者へのインタビューや発表の手法を学ぶ。修了後は小中学校に出向いての活動や、浜松復興記念館(同区利町)の案内を担う。
かたりべの会浜松の飯尾忠弘会長(78)は「平和の大切さを実感してもらえる瞬間が活動のやりがい。一人の力には限界があるので、広く伝えられるよう語り部を育てたい」と力を込める。
市内在住または通勤、通学する16歳以上が対象。定員20人。浜松復興記念館のウェブサイトで入手できる用紙に応募の理由を記入して申し込む。7月15日必着。詳しくは同記念館サイトへ。
戦争体験を伝える次世代の語り部の育成講習を、浜松市が9月から3年ぶりに実施する。戦後81年。太平洋戦争体験者の「生の証言」が年々失われていく中、初開催だった前回の修了生らが発足させた「かたりべの会浜松」の活動を後押しする。会員らは今回の講習で講師に回り、記憶や歴史の継承を改めて決意している。受講生の募集が15日、始まった。(曽根智貴)
語り部リレー 第2章
3年前の1期生「正しく知って」
「これは『トーチカ』と呼ばれ、敵の攻撃から身を守るためのコンクリート製の陣地になります。トーチカは浜松に3か所の残っています」。5月30日の土曜、浜松市中央区中郡町の万斛(まんごく)庄屋公園。一角にひっそりと残る軍の施設跡の前で、オイスカ浜松国際高校 (同区) 教員の政本ゆかりさん(61)が声を張った。生徒らが耳を傾けた。
政本さんは、前回の語り部講習を受けた一人で、かたりべの会浜松の会員でもある。同校が有志生徒による平和学習に力を入れ始め、職場でも経験を生かせるようになった。「戦争のない世界を目指すため、過去から学ぶことがたくさんある。起きたことを正しく知ってほしい」
政本さんに引率された生徒たちは、半日かけて市内7か所の戦争遺跡を巡り、浜松が度重なる空襲や艦砲射撃を受けた理由に思いを巡らせた。2年の石橋さん(16)は「最近まで浜松で空襲があったこと自体を知らなかった。伝えていかないと」。9月からの講習に応募することも考えているという。
2023年度にあった前回講習は、戦争体験者や遺族会員らの高齢化で継承が難しくなっていることを背景に、初めて開かれた。翌年にかたりべの会浜松が発足し、活動を支援しようと再開が決まった。
市遺族会の大石功会長(81)は「赤紙や疎開、当時の食糧事情・・・。空襲以外にも語り継いでほしいことはいろいろある。背景まで調べて詰め、テーマを持って発信できる人を求めている」と話す。前回の講習では受講生に対し「『次は講師をしてね』と言ってきた」と明かした。それが実現する形になり、証言の「バトン」がつながることを期待する。
講習は9月から半年間で9回。浜松大空襲に関する座学のほか、戦争体験者へのインタビューや発表の手法を学ぶ。修了後は小中学校に出向いての活動や、浜松復興記念館(同区利町)の案内を担う。
かたりべの会浜松の飯尾忠弘会長(78)は「平和の大切さを実感してもらえる瞬間が活動のやりがい。一人の力には限界があるので、広く伝えられるよう語り部を育てたい」と力を込める。
市内在住または通勤、通学する16歳以上が対象。定員20人。浜松復興記念館のウェブサイトで入手できる用紙に応募の理由を記入して申し込む。7月15日必着。詳しくは同記念館サイトへ。
